地球物理課題演習について
京都大学地球物理課題演習では大きく分けて7つの分野で、
3回生を対象に演習が行われています。学生は各課題を1つないし2つとることになります。
それでは、各内容について簡単に述べることにしましょう。
- D1(測地学)
1週間続けて30分ごとに重力を測定する。そうして得られたデータはやはり貴重なものである。
その感想はあえて筆者が述べるわけにはいかない...。
- D2(地震学)
震源メカニズムの特定はレポートを見てください。
この他に、断層の再現実験として角砂糖を壊しまくったりしました。
波線を用いて地下構造をたどるという演習はただいま実行中。
そのうち花折断層見学会写真館がオープンするかも。
- D3(地殻物理学)
よく知りません。
- D4(海洋物理学)
筆者から見て、コンピューターを多用する演習。熱い教官がたくさんいる。
課題はハードだが、それなりに得られるものも大きそう。
- D5(大気力学)
今年は人数が4人しかいなかった。観測によって得られたデータの解析と、スキームの理論および実践。
- D6(地球電磁気)
こちらもよく知りません。
- D7(物理気候学)
よく言えば個人の自主性に任せている、悪く言えばほったらかし。
そんな演習です。個人がやりたいと思ったことをやりたい時間にやる。
だからコンピューターの演習中も先生は課題演習で唯一来られません。