目的地は奈良県北葛城郡王寺町(2002.3.17)
自転車で奈良県に行った。
行こうと決めたのは前日の夜 8 時。ふとひらめいた。
まあ、中学の頃から言い続けてたことやし、やっと実現したというところか。
何でこんなに具体的な場所を指定してるかと言いますと、小学校の時に引っ越した方がここに住んでるから。
問題は奈良と大阪の間にある山ですな。
あれが行くのを妨げてた。同じことが草津市(滋賀県)にも言える。
が、大阪府柏原市と王寺町の間だけ山脈(?)が途切れている。
こりゃあ、ここしかないでしょ。京都回りはかなり遠回りになるし。
というわけで、そのルートで行ってきた。
ただ、自転車がパンクとかしようものなら(場所に依るけど)直ちに引き返そうと思っていた。
大雑把に距離を測ると 40 km だったので、片道 4 時間で計画。(見積もりは大きめに)
国道 170 号線(大阪外環状線)に沿って南下。
出発は 9:40。実はもっと早い 8:00 ころに出ようと思っていたが、寒いのでコタツで寝てた。
出発 30 分後。ここは枚方大橋。
手前のが乗っていった自転車。
南向きやし逆光。補正なし。
出発 1 時間後の地点。ちょうど大東市に入るところ。
170 号線というのは、他の道とやたらに立体交差している。
車にとってはとてもありがたいことやけど、自転車にしてみれば、
かなり飛ばすか立体交差を回避するかしないといけない。なんせ狭くて危ないから。
というわけで、あるときは車と一緒に突入し、またあるときは回避した。
JR と立体交差しているところで、その道を回避したら踏み切りを渡るハメになった。
まあ、それは当然といえば当然なんやけど、その踏切がなかなかおもしろ(おそろし?)かったので撮っといた。
川と道路が並行してて踏み切りがある。
踏み切りを渡ってる途中、
こんなんなんやけど、よく見ると
こんなんになってる。落ちるがな。
何も考えず、前から自転車とか来てちょっとよけたらジャボンやで。
上の写真にあるように、他の部分は網がはってあるから落ちることはない。
線路と線路の間であるこの部分だけ何もない。
いやあ、おそろしい。
写真をよくよく見てみると一級河川とか書いてあるな。
オレには「ドブ川」にしか見えんかったぞ。
で、出発から 2 時間後。大和川に到達。
ことごとく逆光。
しかし、これも補正なし。
別に曇ってるわけではない。青空だった。
明るすぎるだけ。
山の上にナゾの物体。(白いやつ)。
170 号線から 25 号線に乗り換えて東進。しばらく進むと奈良県に突入。
自転車で初の奈良県。
ちょっと遠くて見えにくい。(7万画素では辛い)
というわけで拡大。
「今年この場所で死亡事故が発生しました」
確かに見通しは中途半端にいいし、歩行者道もないからどっちでも事故は起こってもおかしくない。
で、そういう場所に自転車を止め、写真を撮った。
こういうことしてたから轢かれたんかな。
大和川。キレイなんか汚いんかわからん。
で、出発から 3 時間、目的地を発見、到着。
目的地の住人との記念撮影(?)。念のため、表札と目を隠しとく。
右の人の目を隠すことはない気がするが・・・顔ごとモザイクにしろ?・・・うるさい!
オレに家まで来られたことある人はわかると思うが、この日訪ねることは知らせていない。幸い家にいた。
「よう、久しぶり」の一言で済ましてしまったが、よくよく考えると 10 年会ってないんやな。
長いこと会わなかった記録歴代 2 位。親しかった人では 1 位。
1時間ほどしゃべって帰路についた。自転車にライトが付いてないから早く帰らないといかん。
昼ごはんをもらったので、大和川で食べた。
死亡事故があったところが見える場所。
170 号線はなぜか 2 本ある。
帰りは、行きに使ったのでない方の 170 号線を通って帰った。
で、行きに見えたナゾの物体に近づいたので撮った。
さらに拡大。
だからどうしたって感じ。
それにしても、帰りに通った 170 号線はふざけた道だった。
最初は細いなあ、歩道もないんか、道の真ん中に赤い線が引いてるだけやないか、何でこれが「国道」やねん、
と思ってたが、途中からその赤い線もなくなり、そして車が 2 台すれ違うのに苦労する幅になった。
高槻市内の西国街道といい勝負や。
これが国道とは思えない。しかし、どの地図上でも国道 170 号線と書いてあるし・・・
ところが、話はこれで終わらない。
道は途中から少し広くはなったが、いきなり目の前に商店街(アーケード付き)が現れた。
「国道」に商店街!? もちろん、車は通行止め。
近鉄瓢箪山駅。
地図上では確かに、この駅のすぐ東を 170 号線が通っている。
で、そのすぐ東の道とはオレが通った道であり、
こんな感じである。
このばったもんの 170 号線をめげずに北上すると、今度は道路が緑色にコーティングされてた。
その両側は商店。
おそるべし東大阪市。
さらにしばらく行くと、まあまともな道になった。
高槻市中心部に着いたのは 5:00 頃。
行きも帰りも 3 時間であった。
多分、今までで一番遠くに行ったと思うんやけど、走行時間が少ない気がする。
自宅に帰ってから地図で走行距離を測った。
で、走行ルート及び距離(目的地周辺の家探しのための距離ロスは除く)は、
高槻−枚方−寝屋川−四条畷−大東−東大阪−八尾−柏原−北葛城郡王寺町で、
行きが 44.2 km、帰りが 43.9 km。往復で 88 km。まあ、この数字は最高値であるはず。
しかし、これでも琵琶湖 1 周には及ばない。
なお、四条畷以南は大阪市を除いて初めて行った。
次は神戸市かな。
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