太陽光で目玉焼き(2003.10.9)



花山天文台一般公開の時の出し物の一貫として、ソーラークッキングというのをやってみようということになった。
で、なぜか(というか、必然か)オレがその担当者に指名されたんやが、それが公開日の 3日前。
いきなり言われたので難しいことはできないため、太陽光のみで目玉焼きくらいはやってみようということになり、
とりあえずどんな感じになるのか実験してみた。
集光するのはアルミホイルを貼ったパラボラアンテナ。


設備全景横から。
パラボラを支えているのは脚立・・・
パラボラの焦点付近に金網を設置してある。



設備全景前から。
焦点付近に手をかざすとかなり熱いです。



パラボラの大きさはこのくらい。(人間比)

何か焼くには、黒いものの方が温まりやすいし、
フライパンを使ってみることにした。

フライパンの影も大きさの参考に。



結果はご覧の通り。
あっという間に焼けました。
目玉焼きの形が悪いのは、網のバランスが悪いから。
その辺は気にしない。

(なお、目玉焼きの上には塩・胡椒が振ってある)



最初は網の上に銀のアルミ製の皿などを置くつもりやったけど、
裏を黒く塗らないと全反射するので温まりにくいことがわかり、
実際そうしてみたんやが、それならフライパンでいいんではないか、
ということになった。

最初からフライパンを使うことが決まってれば、
この網はあってもなくてもいいんやけど・・・

でもまあ、手でずっと持っとくのも疲れるし、必要か。

他には、ハムを焼いてベーコンにしました。



電気もガスも使わずに簡単に焼けるので、これは結構楽しい。
ところが、一般公開当日は曇ってたので実演できなかった。
残念。
しかし、晴れててもこの時期は日がそんなに強くないので、正午前後 2時間くらいしかできなかったであろうから、
一般公開が 13時からなのを考えるとあんまり変わらないと言えば変わらないかも・・・

なお、お湯を沸かすことはできなかったので、うどんは作れなかった。(作る予定だった)
真夏ならできるかもしれないが、そんな時期に熱いうどんを屋外で食う気にはならん。



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