Hollister のクリープ断層(2011年2月5日)
京大時代の友人の 見かけが宇宙人
氏により、
Hollister(ホリスター)の断層がおもしろいということで、見に行ってみることにした。
先人様:四万十帯に便利 の巡検レポートも大いに参考にしつつ。
何でも、ゆっくりずれてエネルギーを溜めない断層:クリープ断層として有名らしい。
Berkeley で働いている岡さん夫妻を誘って出発。
まずは San Juan Bautista(サン・ホアン・バティスタ)
の町にある断層へ。
断層レストランというのがあるらしく、その看板。
既に昼飯は食ってた上に閉まってたので中には入らず。
ここの断層は見てもようわからん。
この坂道が断層。
以前はこの両側が同じ高さで、
地震でずれたものと思われる。
まぁ、普通の断層やわな。
San Juan Bautista の町を闊歩するニワトリ。
野良ニワトリ(放し飼い?)を 4羽見た。
目的地の Hollister(ホリスター)へ。
さて、ここからは同じような写真を載せる。
でないと、ずれてるのがどうか信じてもらえない。
Powell(パウエル)通り沿いにいくつか通りを見てみる。
まずは最初の通り(4th St.)の景色。
この道はもともとまっすぐだったと思われるが、
向こう側が少し右にずれている。
対岸。
こっちの方がよくわかる。
次の通り(5th St.)。
黒い車の横辺りがうにょっと右に曲がっている。
でもこれではよくわからない。
対岸。向こうの方が曲がっている。
ちょうどずれてる部分に建っている家。
柱と屋根・ドアの角度が垂直でない。
ずれてる部分の車道。
一方向にひび割れ。
続いて 6th St.。
ここが一番よくわかる。
明らかに先の方で右にずれている。
接近。
補修した形跡がある。
こんな感じ。
家のコンクリート塀が割れている。
で、結果的にこんな感じで曲がっている。
塀を割ってまでカーブさせて造る人はおらんからな。
この家の前の縁石。
バシッとずれている。
こんな感じ。
先人様のレポート
と比較すると、
ずれが少し大きくなってるような気がする。
排水口の蓋と縁石の配置が。
縁石と蓋の線は一直線に見えるが、
先人様の写真ではそうではない。
2003年12月に撮られたそうなので、
この部分だけで 1 cm / 7年 の差がある。
まぁ、カメラの光学的収差とか撮影位置で誤差もあるけど。
先人様の撮られた写真。(四万十帯に便利 より)
もしこの町に住んでたら、小学生が自由研究できそう。
数年がかりで定点観測。